南米考②~貧困と麻薬~

今日の一言:
なんでもいいが、
痩せたい。(切実)



→つづき。

コロンビアといって最初に何が思い浮かぶでしょうか?
まず私の頭に思い浮かんだのが、「ドラッグ(麻薬)」
でした。

日本でも聞いたことがあるし、
BBCでも最近放送してたんだけど、
コロンビアって、麻薬の一大産地。

マフィアが取り仕切ってドラッグの森を
つくってるんだとか。(すげ~響き↑だけど^^;)

で、ま、政府も実際はマフィアの一部みたいな
もんらしいけど、一応その、対抗勢力の資金源
でもあるし、麻薬森を燃やすのに躍起なんだと
か。国際社会の圧力もあるしね。


で、ものすごくこのことについて聞きたかったんだけど、
なかなかこういうのは聞きにく、それでもなんとか
「BBCでコロンビアの麻薬やってたよ~」とイノセントな
ふりしてやっと彼の意見を聞いてみました。
(ってだいぶ前の話なんだが・・・^^;)


彼:「麻薬は大きな問題だよ。権力も金も関わってるから。
   これを根本的に解決するには方法は一つしかないんじゃない?
   先進国で麻薬(ハードドラッグを含め)を合法化するんだよ。
   そうすればもうけられなくなるからね。」
   
  「確かに生産するのも悪いけど、先進国で需要があるから
   生産するんだ。コロンビアの貧しい農家はそれこそ貧困
   に直面してて、明日食べていくのに困ってるんだ。
   そんな人たちに麻薬を生産するな、って言ったって、現実的
   じゃないよ。生活がかかってるからね。彼らは儲かるものをつ
   くるしかないから。いくらそれが麻薬だと分かっていてもね。」

  「それまで綿花なんかつくってても、突然マフィアの連中が来て、
   “この作物をつくれば収入が倍になる”って言われれば、そりゃ
   誰だって儲かるほう(麻薬)をつくるよ。」

  「ま、でも、ハードドラックを含めた麻薬合法化、っていうのも
   かなり現実的ではないけどね(笑)」




買うほうが悪いのか、売るほうが悪いのか。
売買春でも聞いたような・・・



私はどっちが悪いとか、どっちかっていうと
どっちも悪いという結論にしてしまいがち。

そんな私からすると、というか、なんというか、
とにかく、「世界麻薬合法化論」は目から鱗でした。


でも、それが日本で実現するかというと、
やっぱり難しいだろうな。

でも、貧困と麻薬の連鎖のほうが、
日本で麻薬合法化されるよりひどい話
なような気がする。どうなんだろ?
アフガニスタンでもそんな話があるって
聞いたし。


貧困と麻薬、それを買う人と禁止する人。
以外に世界はつながっているのですね。
なんだかとっても政治のにおいがプンプンしますが。


でも、私は思うのです。
(あんまりこの”でも”の接続詞の意味はない。)
禁止しようが、禁止しまいが、
吸う人は吸うし、吸わない人は吸わない。
タバコが合法で、マリワナが非合法な
合理的理由なんて微塵もない。

今日合法だったタバコが、明日非合法になるかもしれない。
今日非合法だったマリワナが、明日合法になるかもしれない。

果たして法律が変わったからって、人は明日から急に
マリワナを吸い始めるのだろうか?タバコをやめられるだろうか?
果たしてその紙切れ(法律)が人々の生活にどれだけ影響するの
だろうか?

確かに、合法になったら、一回くらい試してみるかもしれん。
(てか、私はこっちに来て試してみた。^^;)
でも、それだけじゃない?
はまる人ははまるのかもしれんが・・・

確かに、コカインとか、ハードになると依存度が高くなって
大変かもだけど、それも、ちゃんとそのリスクを承知した上で
トライするんなら、それもまた、一回くらいいいんじゃない?
(そういう意味で、クスリの教育って重要になるんだろうけど。)


とにかく、なんだかそういう意味で、日本人って、
っていうか、私って、法律とか、そういうものに
とらわれすぎだ(った)なぁ、って。

許可されることと、実際にそれを自分が受け入れることは別物なのです。
明日法律で何かが許可されたって、それを1億二千万人がみんな
やり始めるか、っていうと、そうでもないっしょ?




って、なんかコロンビアから始まって、オランダの話題にまで
波及してしまったような・・・


                                     ~南米考~つづく。
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by kame_pcaddress | 2006-02-16 06:03 | 雑・オランダ
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