オランダの亡霊。ノルウェイの海。

2月3日(木)

相変わらずレポートはやばめ。
日曜からはウィーンへ。
果たして間に合うのか・・・


今日の科目はInternational Trade and Trade Policy。
(別に国際経済が好きなわけでは決してない。)

みんなで一緒にお勉強しましょう!


ところで、つい最近(2,3日前)にヤフーニュースで知ったんだけど、
なんと東京が世界一物価の高い都市から二位に転落したんだとか!

ちょっとうれしい。東京から来た、っていうと、こっちの人はみんな
「物価高いんでしょ~」って聞いてくる。なんかそれがうざかったん
だけど、今度からは言い訳できる!

で、
栄えある(?)首位に輝いたのは・・・













オスロ☆
(ノルウェー)






おめでとうございます!
心からありがとうと言いたい。


では、なぜオスロはそんなに物価が高いのでしょう?
皆さん不思議ですよね??


今日はその回答を上記の先生に教えていただきました。
答えの鍵は油にあります。

油っても、食用のひまわりとか、菜種ではありません。
Oilです。北海油田。

ノルウェーでは油がでます。
つまりは天然資源でがっぽがっぽなわけです。
どれくらい出るかは詳しくは知りませんが、
しっかり国が潤うくらいはもうかってるようです。
おかげで、この国はEUにも入ってません!
貧しい(?)EUなんかに入って、会費取られる、
誰だってイヤですものね。

しかし、です。
天然資源=不労所得
ってことです。

ちょっとイメージすれば分かると思いますが、
人間、働かなければ怠けてしまいます。


経済学的なシナリオは以下の通りです。
(本当はちゃんとオファーカーブとか使います・・・)

油が出る。→天からお金が降ってくる。→需要の増加。
→でも国内のサービスの量が変わるわけではない。
→物価の上昇。
(確か輸入も上昇)

ついでにこれに伴って自国通貨高が起こります。
→輸出の減少。→国内輸出産業の荒廃。

で、先生曰く、「今のノルウェーにオイル以外の輸出産業なんてない」
だとのことです。大丈夫なのでしょうか?この国は・・・

その点、日本はそんな天然資源なんて皆無に等しいので、
ちょっと安心・・・。でも、最近円安進みすぎ!ユーロ高すぎ!
ろくに買い物できやしない・・・(;_;)

ま、その分、輸出産業さんが儲かってるんだろうから
反面嬉しいような気もしないでもないけど・・・
(あ、でもそんな企業はちゃんと為替ヘッジしてるんだろうなぁ・・・)

ちなみに、同じことがオランダでも70年代から80年代にかけて起きました。
確か北のほうの、これまた北海かどっかでガス田が発見されたのです。
それによってオランダは潤う潤う・・・おかげで福祉国家を目指して
財政拡大主義一直線。しかしブームには必ず終わりというものがあります。
オイルショックもひと段落した90年代初め、オランダは大盤振る舞いで
手のつけられなくなった国家財政に、苦しめられることになるのです。
その名も「オランダの病」。

そういった文脈の中で登場するのが、かの有名なワークシェアリング。
日本では成功!ロールモデルみたいに言われてますが、
こんなバックグラウンドがあるのです。みんな苦しまないと、
なかなか新しいアイデアなんて思いつかないモンなんです。

しかも、成功と思われているワークシェアですが、オランダの景気が回復したのも、
ユーロ景気のせいだ、なんていう説も・・・


ま、ここら辺は私が本気で調べなきゃなんですがね・・・

が、がんばります・・・


レポート提出まで、
あと2日。
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by kame_pcaddress | 2006-02-04 03:40 | 真面目な話
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